自転車の盗難対策や予防法、盗まれた時の対応や解決策は何?施錠や駐輪場所のおすすめと盗難届に必要なものを調査。

自転車を盗まれたことはありますか?自分のお気に入りの自転車が盗まれるのは誰だって嫌ですよね。

自転車の盗難被害件数って実はとても多く、過去のデータでは年間18万件にも上るそうです。(万引きの約2倍)

今回の記事では

・盗難防止の予防策
・盗難された時、どうすればいいのか。
・盗難されやすい自転車

を紹介します。

盗難される前に出来る予防法は?

大事な自転車を盗まれないようにする方法を紹介します。

まず、自転車の盗まれ方として可能性が高いのは

・ロックごと自転車を持ち去る。
・ロックを破壊する。
・パーツのみ分解して持ち去る。

のどれかです。

つまり駐輪スペースから動かせず、破壊されにくいロックをパーツ(フレームやタイヤ)ごとにするのが理想です。

カギ・ロックの種類は大きく分けて3種類

自転車のロックにはリング錠(画像左)、ワイヤー錠(画像真ん中)、U字ロック(画像右)の3種類があります。

大事なのは違う種類の錠を2つ以上使用することです。そうすることで犯人は

・工具が複数必要
・時間がかかる

ため、盗難される可能性はだいぶ低くなります。

リング錠

リング錠は馬蹄錠とも呼ばれます。形が似ているからですね。

自転車に備え付けのタイプで、一般的な自転車に搭載されています。

ロックを持ち運ぶ必要がないため楽ですが、安いママチャリなどのリング錠は

十数秒ほどで簡単にピッキングされてしまいます。

ワイヤー錠

ワイヤー錠のメリットは自由度が高いところです。柱やフェンス、またはタイヤとフレームを一緒に地球ロックすることが出来ます。

地球ロックとは柵や柱など、地面に固定され不動の構造物に鍵をつなぐことを「地球ロック」といいます。

盗難を困難にする最も有効な手段です。

しかし、ワイヤーが細かったりすると一瞬で切断されてしまいます。

U字ロック

一番堅牢性が高いのがこれです。切断するのは困難です。

しかし、堅牢な代わりに重量があるため、持ち運びには少し不便さを感じるかもしれません。

おすすめのロック方法

つまりおすすめのロック方法とは

・ツーロックをする。
・なるべく高い位置でロックする。
・地球ロックする。
・ワイヤーロックやU字ロックでタイヤとフレームをロックする。

ことです。高い位置でロックする理由として盗難の際ボルトクリッパーというものを使用される場合、

地面に設置し体重をかけて切断するため、高い位置に鍵があると切断されるリスクが低下します。

また、クロスバイクやロードバイクはとても軽く、盗難の際持ち運べてしまうため、地球ロックはU字ロックで行うのが効果的です。

駐輪するおすすめの場所は?

では次に自転車を止める場所はどこがいいのでしょうか?

自宅編

自宅に駐輪する場合は

・人目に付きにくい場所
・地球ロックが可能な場所
・カバーをかける。

がおすすめです。

自宅に地球ロックできそうな場所がない場合は自宅内で保管するのもおすすめです。

また、カバーをかけることで自転車を雨から守り、犯人も一目でどんな自転車なのか分からなくなるため、効果的です。

出先編

外出先で気を付けたいことは

・出来るだけ長時間放置しないこと。
・ツーロックを必ず行うこと。
・なるべく視界に入る位置に駐輪すること。

です。どんなにしっかりと鍵をかけても盗まれるときは盗まれます。

なるべく、自転車から目を離す時間を減らしましょう。

もし自転車が盗難されてしまったら?

まずは落ち着いてください。そして一つずつできることをしていきましょう。

警察に盗難届を出そう。

駐輪禁止の場所や施錠をしていなかったとしても、盗難された時は被害者となります。

そして、盗難された自転車は状態がどうであれ発見される可能性が高いです。

早期発見の可能性を高めるためにも被害届を警察に提出することは大切です。

ただし、交番に行く前もしくは、通報する前に準備しなければならないものがあります。

・身分が証明できるもの
・防犯登録番号を証明する書類
・車体番号を証明する書類
・ハンコ(シャチハタ不可)

です。防犯登録番号とは、自転車を購入する際に500円ぐらいで加入するものです。「○○県警防犯登録番号」が記載された書類です。

車体番号とは、自転車を購入した際に控えや保証書に記載されている自転車の固有番号のことです。

盗難届を出すメリットは

・自転車の早期発見につながる。
・犯罪に使用された場合に警察から疑われない。

などです。

発見された場合は、警察より連絡が来るため、指示に従いましょう。

自力で見つけてしまった場合

移動させられていただけだったり、たまたま自分で自転車を発見した場合も盗難届を出しているなら、必ず警察に連絡しましょう。

その自転車は警察による手配がかかったままの状態になるため、警察に疑われたり、友人に貸した際には友人が疑われることになります。

まとめ

今回は自転車が盗難される前の予防法と盗難された後の対処法を紹介しました。

まとめると予防法としては

・違う種類の錠でツーロックをする。
・地球ロックをする。
・車体とタイヤをロックする。
・自宅では人目につかない場所、外出先では視界に入る場所に駐輪する。

です。盗難された際の対処法としては警察に盗難届を提出しましょう。

その際必要なものが

・身分を証明できるもの
・印鑑
・防犯登録番号
・車体番号

になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

自転車を盗難から守り、サイクリングライフを楽しみましょう。




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