コーラの賞味期限はどのぐらい過ぎても大丈夫?健康被害や炭酸が抜け始めるタイミングはいつなのか調査。

ついつい放置していたコーラが賞味期限切れだったり、飲んでしまった後に気付くことってありますよね。

実はコーラは賞味期限が1年切れても飲むことが出来るんです。

今回の記事では

・賞味期限が切れているコーラが大丈夫な理由。
・炭酸はどのタイミングで抜け始めるのか。
・開封済みの賞味期限切れコーラを飲んでしまった場合。

についてお伝えしていきます。

賞味期限が切れていても安全?

みなさんは賞味期限切れのコーラがあったらどうしますか?

捨てる人もいれば飲む人もいるでしょう。実際飲んでしまった人もいるのではないでしょうか?

実際どうなのかというと安全とは言えないですが、飲んでも大丈夫とは言えます。

なぜ大丈夫なの?

みなさんは「賞期限」と「消期限」をご存じですよね?

簡単に説明すると

期限・・・その飲食物をおいしく召し上がれる期限

期限・・・その飲食物を消費しないと健康を害する可能性が大いにある期限

ですね。そしてコーラは賞期限に該当するため、期限が切れた状態でも飲めるという理屈です。

しかし、期限を過ぎると味が変化したり、炭酸が抜けたりと品質は劣化していきます。

賞味期限が1年前のものは大丈夫?

では、賞味期限が切れても永遠に大丈夫なのか、と言われると考えてしまいますが、

コーラの場合、1年以上たっていても大丈夫です。

なぜかというと、缶ジュースや缶詰などの缶は、保存用に開発された容器であり、

製造時に中を滅菌した状態で密封しています。

さらに砂糖も缶に腐食がなく保存状態が良ければ、100年もつと言われています。

ですので、味に拘らなければ4、5年経っていても飲めます。

容器によって違いはあるの?

先ほど、数年経過しても飲めると言いましたが、味は保証できません。

密閉してあっても、風味や味の成分は変化します。そしてなにより、炭酸が抜けていきます。

コーラは缶、瓶、ペットボトルと様々な形状があります。

形状によって特徴があり、缶>瓶>ペットボトルの順で保存性能が落ちていきます。

最も保存性能が高いです。材質としてはアルミなどの金属が使われているため、

空気も光も通しません。さらに、外部からの刺激にも強いため、長期保存が可能となるわけです。

次に保存性能が良いです。ただし、光を通すため、化学反応や紫外線によって

内容物が変化しやすくなります。

ペットボトル

ペットボトルは材質の特性上、光も微量な空気も通します。空気を通すということは、

ガスの透過性があるということなので、炭酸が抜けやすいです。

つまり、ペットボトルは製造された日から炭酸が抜け始めているわけです。

よって製造からの賞味期限の設定も缶が一番長く、ペットボトルが一番短くなります。

炭酸が抜け始めるのはいつ頃から?

缶や瓶でも賞味期限を過ぎると炭酸は徐々に抜けていきます。

では、缶や瓶はなぜ炭酸が抜けていくのか?

基本的に炭酸飲料水は賞味期限までしっかりと炭酸が保たれるよう設計されているようです。

瓶や缶の場合は、通常炭酸が弱まることは考えにくいが、外的要因で弱まります。

外的要因とは落下による強い衝撃や高温を指します。

炭酸は低温で保存するのが一番理想的です。よって高温状態や強い衝撃を与えると、

炭酸が抜け容器内の空洞部分に集まります。そして、開封することで、一気に炭酸が抜けていくわけです。

つまり、しっかりと冷蔵庫の中で衝撃を与えずに保管していれば、賞味期限までは炭酸が抜けない、ということでしょう。

炭酸が抜けたコーラは危険?

今まで説明したことを踏まえると、ペットボトル飲料の場合は容器の性質上、炭酸が抜けることは仕方のないことです。

しかし、逆を考えると、瓶や缶の炭酸が抜けていることは、容器が密閉されていない可能性があります。

缶の場合、数年経過していて缶が錆びているとそこから空気と触れ中身が腐っている可能性があるからです。

ですので、もし賞味期限から数年経っているコーラを飲む場合は缶の状態をよく確認してください。

開封済みのコーラはどうなの?

さて、賞味期限が切れたコーラは飲める。とお話してきましたが、一度開封したコーラはどうなのでしょうか。

はっきり言うと、一度開封したコーラを長期間放置してから再び飲むことは危険です。

少量の砂糖は菌の繁殖を助けるエネルギーとなり、多量の砂糖は菌の繁殖を抑えます。

なぜ逆の性質を持っているかというと、

砂糖には保湿性があるため、お菓子や乾燥やゼリーの離水を防ぐからです。

よって、多量の砂糖は菌が繁殖に必要な水分まで奪ってしまうため、菌が繁殖しなくなるわけです。

ジャムや缶詰は砂糖が多く含まれるため、腐りませんが、

コーラには100mlあたり11.3gしか入っていません。

よって口をつけて飲んだコーラは菌が繁殖しやすい環境になってしまうため、

その日のうちに飲み切りましょう。

外気に触れることで菌が侵入し繁殖する可能性が上がるため、口をつけて居なくても

3日以内には飲み切りましょう。

まとめ

今回は賞味期限が切れたコーラは安全に飲めるのかについてお伝えしました。

まとめると

・未開封であれば期限切れでも飲める。
・炭酸の保持性能は缶>瓶>ペットボトルの順である。
・開封済みのコーラはなるべく早く消費する。

です。

出来る事なら、なるべく賞味期限内に飲むことでコーラをおいしく楽しみたいですね。

もし、期限切れのコーラを飲んで体調が悪くなってしまった場合は、すぐに病院へ行くことをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です